DOLCI社製天然顔料

土を焼いて作られるイタリア伝統の
天然顔料を今に伝える工場

イタリアはヴェローナの街中に、伝統顔料造りを受け継ぐドルチ社の工場が佇んでいます。創業の1910年より、古代より伝承されるイタリアの顔料造りを変わらぬ製法で、代々作り続けてきました。大戦後の難しい時期を乗り越えたドルチ家三代目の兄弟は、天然土から作られる製造技術を回復させ、今は甥である4代目に伝統が引き継がれました。土を焼いて作られる顔料と、簡単な一言で伝えられるその技能は、釜での焼成時間や温度調整といった難しい工程を乗り越えて、同じ色を再現するという職人技によって支えられています。

顔料を細かくする過程で重要となるのは、創業時から守り続けられている石臼による粉砕作業。合成顔料が主流となっている現代において、天然土が色彩へと変わる瞬間は、何ものにも代えられない誇らしい気持ちになると、ドルチ社の誰もが声を揃えて伝えてきます。