CALXCERUM®︎(カルクセラム)は製造過程でCO2を吸収して作られる、炭酸カルシウムが主成分の新素材です。陶磁器製品やプラスチック、金属などと比較して製造工程で排出されるCO2が少ないことが特徴です。

サステナビリティ


熱を使わずに製造可能
従来のセラミックスは固めるのに焼成工程が必要ですが、CALXCERUM®︎はCO2を利用して結晶結合するため、焼成が不要です。
その分、製造工程の際に必要とされるエネルギーを格段に抑えることができます。

CO₂ 排出量を約70%削減
従来の陶磁器製品は、出荷までの全製造行程を含めて、製造重量よりも多くのCO₂を排出しています。
CALXCERUM®︎は、CO₂を吸収して硬化することで焼成が不要となるため、より少ないエネルギーで製造可能です。陶磁器製品と比較してCO₂排出量を約70%削減することが可能だとわかっています。

陶磁器、プラスチック、金属などの代替品として
CALXCERUM®︎は自重あたりのCO2排出量が少ないことが特徴です。
例えば、CALXCERUM®︎の自重あたりのCO2排出量は再生アルミの約1/8、メラミン樹脂の約1/18です。
硬さはアルミ合金や鋳物と同程度でありながらも、重さはアルミ合金の80%程度と軽量なため、幅広い用途に応用可能です。
陶磁器、プラスチックや金属などの代替品としても注目されています。

プラスチックフリー
貝殻と同じ成分、炭酸カルシウムでできており、接着剤やプラスチックは一切含まれていません。廃棄時に有害な成分を出さず、自然に還ります。